2026.07.03 その他 代表ブログ その他

AIがスポーツを変える!

人工知能(AI)レフェリービューAI活用スポーツ庁AI

現在開催中のサッカーワールドカップ北中米大会。日本代表チームは予選リーグを1勝2分けの2位で勝ち抜けて、決勝トーナメント1回戦でサッカー強国のブラジルと対戦。結果は1対2で残念ながら敗れてしまいました。日本が先制点を取っただけに、悔しい結果となってしまいました。

 

近年は欧州の強豪チームで活躍する日本人選手が増えて日本も段々と強くなってきましたが、この試合の後半に入ると、ブラジルに攻め込まれて自陣でプレイする時間が長く厳しい展開でした。しかし、この敗戦を糧にまた頑張って欲しいです。(掲載写真はフットサルコートです。)

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今回のワールドカップでは人工知能(AI)などの最新技術が、微妙な判定を見極めるなどで運営に役立っています。AI技術はビジネス界では使わない訳にはいかない存在になってきましたが、サッカーや野球などのスポーツ分野でも運営を支えています。目視では困難な微妙な判定が正確に出来る上に、臨場感ある映像提供でも一役買っています。

 

特に正確な判定は観戦者が納得しやすく、当然ながら目の前でそのプレイを見た選手も腹落ちします。まだ審判による目視判定の時代には数々のドラマが生まれました。1986年のワールドカップではアルゼンチンの名選手で故ディエゴ・マラドーナさんの「神の手」によるゴールがありました。相手キーパーとジャンプしての競り合いの際、ヘディングでの得点と判定されましたが実際は左手で押し込んでおり、サッカー史に残る有名なシーンとなりました。今ではAIを使わなくても、再生映像によるリプレイ検証でディエゴ・マラドーナさんの「ハンド」と判定されて、ゴールは取り消しされるでしょう。

 

技術革新が進んだ前回のワールドカップ2022年大会では、日本の三笘薫選手が強豪スペイン戦で逆転ゴールをもたらしたプレー「三笘の1ミリ」がありました。攻め込む日本のパスがやや強くなり、サッカーボールがゴールラインを超えたようにも見える微妙なところでしたが、サッカーボールに埋め込まれたセンサーを活用してボール位置を判定。ボールを懸命に追いかける三笘選手がギリギリで踏みとどまり、ゴールラインを僅かに超えていないことが映像で示され、プレイ継続が有効となりその後の逆転ゴールが認定されました。

 

今回のワールドカップから導入された映像技術「レフェリービュー」も臨場感があります。審判に取り付けられたカメラ映像をAIで「ブレ補正」して、即座に映像事業者に提供。視聴者がピッチ内の審判や選手と同様の目線でピッチ内にいるような雰囲気を味わえて、試合のスピード感や迫力を体感出来ます。

 

スポーツでのAI活用はサッカーワールドカップだけではありません。大リーグではストライク・ボールの判定、体操の国際大会では演技の採点支援、ゴルフでは骨格認識AIが選手のフォーム改善に使われます。日本のスポーツ界もAIの定着を目指しています。スポーツ庁は2026年に改定した競技力向上計画で、強化活動を支えるツールとしてAIを記載しました。

 

一方で競技によっては普及に差があります。AIを取り入れたくても資金が足りない競技団体もあったり、スポーツのAI普及に抵抗感を持つ層も多いなどの理由で取り入れていないなどの理由です。

 

識者は「判定や採点のあらゆる場面にAIを使うと協議の持ち味が損なわれる可能性があり、導入には慎重な検討が必要」と指摘しています。その上で「AIは競技団体ごとの資金力やマンパワーを埋める力がある。最新技術を使い競技の魅力をどう打ち出していくかが各スポーツの普及戦略で重要になる」と語っています。

 

ビジネスでもスポーツでもAIは外せないツールになってきました。反面AIが戦争を誘発したり、ハッカーによるサーバー攻撃に悪用されるなど危険利用されてしまうなどの課題もあります。今後も飛躍的に性能が向上していくAIをどのように活用するのか、国際的なルール策定や悪用防止の手段などが重要になってきそうです。

古田 晋一
この記事を書いた⼈

株式会社アドワン・ホーム 代表取締役
古田 晋一

宅地建物取引士、公認 不動産コンサルティングマスター、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®︎認定者

新卒で入社した総合不動産賃貸業者にて賃貸仲介・管理業務等に従事したのち、住友林業ホームサービス株式会社にて不動産売買仲介を経験。
営業時代に最優秀個人売上賞(全社1位)をはじめとして住友林業グループ表彰(年間全社3位以内)を複数回に渡り受賞。店長・支店長時代には店舗損益予算達成率 全社1位、営業部長時代には部門損益予算達成率 全社1位を獲得するなど、各ステージで特別表彰を受賞。

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