鉄道各社駅別の乗降客数

乗降客数新宿駅渋谷駅池袋駅虎ノ門ヒルズ駅

TOP
/
ブログ
/
記事タイトル

鉄道各社は2024年度の乗降客数を発表しました。日本で乗降客数が一番多い駅は、どこだと思いますか？

これはご存知の人も多いかもしれません。また東京都以外の人でも関東圏の人ならば、上位の3つの駅で乗降したことがある人も多いと思います。

今回のブログは鉄道の乗降客数を取り上げます。

乗降客数が多い駅の1位は新宿駅です。JRでは山手線や埼京線、総武中央線などが乗り入れている他、京王線・小田急線・西武線の私鉄、都営地下鉄（新宿線・大江戸線）、東京メトロ丸ノ内線が乗り入れるビッグターミナルで、それらの線を合計すると、約322.0万人（1日あたり、以下も同じ）で、前年比3.0％増えました。新宿駅の乗降客数は日本だけでなく、世界一でもあります。

2位は渋谷駅で、JRの他の私鉄では東急線（東横線・田園都市線）と京王井の頭線、東京メトロ（副都心線・半蔵門線・銀座線）が乗り入れています。それらを合計すると、約289.8万人で前年比3.4％増えました。

3位は池袋駅で、JRの他には西武線・東武線、そして東京メトロは副都心線・丸ノ内線・有楽町線が乗り入れています。合計では、約236.4万人で前年比2.4％増えました。

3駅ともに前年比で3％前後増えました。コロナ禍で取り入れられたリモートワークで通勤しない人が増えましたが、ここにきて脱リモートワークの流れがみられ、通勤する人が増えているようです。オフィスビルの需要も旺盛で、都心部オフィスの空室率も低く推移して、増床する動きがみられます。

しかし、コロナ禍前の2018年と比べると多くの駅で乗降客数は大きく減らしています。人口減などの影響もあり、2018年と比べると新宿駅では約56万人減、渋谷駅では約44万人減、池袋駅では約32万人減となっています。

東京メトロの駅での上昇率ではどうでしょうか。

東京メトロでの乗降客数の上昇率上位は1位が虎ノ門ヒルズ駅（前年比25.3％増の約5.7万人）、2位が神谷町駅（前年比21.4％増の約10.8万人）、3位が末広町駅（前年比13.1％増の約2.8万人）で、以下は4位京橋駅、5位は田原町駅、6位は明治神宮前駅、7位は西新宿駅と続きます。

特徴としては、虎ノ門ヒルズ駅は虎ノ門ヒルズの開業、神谷町駅は麻布台ヒルズの開業が、ともに2023年で、開業効果を受けて共に2割超の大幅増となりました。

また、インバウンド効果の影響がみられたようです。今後はどうなるでしょうか。

さて、弊社はもうすぐ年末年始の冬季休暇に入ります。年末年始の冬季休暇は2025年12月28日から2026年1月5日までを予定しています。

今年も多くの皆様にお世話になりました。本当に有難うございました。来年も私を含めて社員一同頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

良いお年をお迎え下さい。

この記事を書いた⼈

株式会社アドワン・ホーム　代表取締役
古田晋一

宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、１級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®︎認定者

新卒で入社した総合不動産賃貸業者にて賃貸仲介・管理業務等に従事したのち、住友林業ホームサービス株式会社にて不動産売買仲介を経験。
営業時代に最優秀個人売上賞（全社1位）をはじめとして住友林業グループ表彰（年間全社3位以内）を複数回に渡り受賞。店長・支店長時代には店舗損益予算達成率全社1位、営業部長時代には部門損益予算達成率全社1位を獲得するなど、各ステージで特別表彰を受賞。

住まい

種別