2023.09.11 戸建て 代表ブログ その他

3Dプリンター

3Dプリンター住宅平屋

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さて、弊社の公式サイトでブログを始めようと思います。不動産や経済の話題、そして弊社がある東京都港区、また入居する六本木ヒルズ周辺の情報などを中心に発信していきたいと考えています。よろしくお願いいたします。

第一弾は3Dプリンターの家を取り上げたいと思います。

 

3Dプリンターで造った家があるようです。複数のメディアで見たことがあるのですが、価格は550万円です。

プリンターは紙などの平面に印刷する機械ですが、3Dプリンターとは加熱して柔らかくなった樹脂を少しずつ積み重ねていったり、液体樹脂に光を当てて硬化させるなどで立体の造作物が作れる機械です。3Dプリンターは少しずつ普及しており、個人でも保有している人がいます。私の認識では数センチから大きくても数十センチ程度の造作物を作るのに使う機械だと思っていました。その3Dプリンターで人間が住む家が造れるとは・・・。

現在では既に大手ゼネコンの建築物でも、壁面や柱などの一部分に3Dプリンターが使われています。樹脂だけでなくモルタルを使い、曲線や凹凸など複雑な建築物が造れて、しかも短時間で造れるというのが大きなメリットです。

 

そして冒頭で書きました3Dプリンターの家ですが、広さは50平米で夫婦2人で住む想定で設計されており、工場内で3Dプリンターで1週間ほどかけて出力しておき現場では2日程度で組み立てます。従来工法と比べて工期や人件費が大幅に圧縮出来ることによって、低価格での提供を実現したようです。

8月末から6棟限定で販売したところすぐに完売。賃貸住宅を借りる際に大家さんから敬遠されやすい高齢者層の方からの問い合わせが殺到したようです。現在その3Dプリンター住宅は平屋の50平米ですので、土地が比較的に高額な都心部では適さないと思われますが、特に地方圏などで使っていない土地をお持ちの人などにはニーズがありそうです。

気になります耐震性能は、阪神淡路大震災クラスの地震にも耐えうる設計で、耐久性は約70年。メーカーの説明上では、かなり頑丈ですよね。発売されたばかりなので、風通しや湿気対策、修繕方法などまだまだ手探りの部分はありそうですが、普及していけば更に低価格で提供される可能性もありますし、使い勝手も高まっていきそうです。

今後の展開が楽しみに感じるニュースでした。

 

 

 

古田 晋一
この記事を書いた⼈

株式会社アドワン・ホーム 代表取締役
古田 晋一

宅地建物取引士、公認 不動産コンサルティングマスター、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®︎認定者

新卒で入社した総合不動産賃貸業者にて賃貸仲介・管理業務等に従事したのち、住友林業ホームサービス株式会社にて不動産売買仲介を経験。
営業時代に最優秀個人売上賞(全社1位)をはじめとして住友林業グループ表彰(年間全社3位以内)を複数回に渡り受賞。店長・支店長時代には店舗損益予算達成率 全社1位、営業部長時代には部門損益予算達成率 全社1位を獲得するなど、各ステージで特別表彰を受賞。

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