都内ではあちらこちらで再開発が進んでおり、私のブログでも再開発を取り上げたことがあります。弊社が入居する六本木ヒルズ森タワーの隣接地でも2030年位までに複数の再開発が進んでおり、今回は六本木界隈で進んでいる大規模再開発について書きたいと思います。
六本木ヒルズの東側では(六本木ヒルズを開発したデベロッパーの)森ビルと住友不動産が、通称「第2六本木ヒルズ(六本木五丁目西地区再開発)」を共同で開発します。2025年度以降に着工し2030年度をメドに、高さ327メートルの超高層ビルと288メートルの住宅棟を完成させる予定です。333メートルの東京タワーに肩を並べるような高さで、第2六本木ヒルズの延床面積は六本木ヒルズ森タワーを3割上回るというビッグプロジェクトです。六本木ヒルズ森タワーの高さが238メートルという点からしても、延床面積の大きさは納得感があります。
近年の森ビルは六本木ではなくその近隣エリアで再開発を進めており、麻布台ヒルズや虎ノ門ヒルズを開業させてきましたが、森ビルの次のビッグプロジェクトは六本木です。
この他、六本木ヒルズの西側では野村不動産などが2028年度に54階建てで高さ200メートルの超高層ビルを、六本木ヒルズの北東側の六本木交差点近くでは住友不動産が2025年度に141メートルの複合ビルを完成させる予定です。
六本木ヒルズの隣接ではありませんが、六本木交差点の北東側にある俳優座劇場があるエリアでも再開発が検討されています。俳優座劇場は建物の老朽化から2025年春に閉館されるのですが、その後の活用手段に関して近隣ビルの地権者の方々と準備組合が立ち上がっているようで、利用価値が高いエリアなので注目されそうです。
六本木ヒルズや第2六本木ヒルズの開発を森ビルが中心になって手掛けていますが、再開発が進む背景には地権者の理解が深まっていることが大きいと言われています。地権者の以前からのコミュニティを大切にしながら地元の人の意見を取り入れ、近隣住人や六本木ヒルズで働くオフィスワーカーが参加できる盆踊り大会などを企画して、賑わいのある街を実現していることを地権者が評価していると思われます。
私も昨年は家族を連れて盆踊り大会に参加しましたが、地権者や近隣住人の方々とコミュニケーションが取れる場を提供してくれているので有り難いと感じました。今後の六本木の街にも期待したいと思います。
株式会社アドワン・ホーム 代表取締役
古田 晋一
宅地建物取引士、公認 不動産コンサルティングマスター、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®︎認定者
新卒で入社した総合不動産賃貸業者にて賃貸仲介・管理業務等に従事したのち、住友林業ホームサービス株式会社にて不動産売買仲介を経験。
営業時代に最優秀個人売上賞(全社1位)をはじめとして住友林業グループ表彰(年間全社3位以内)を複数回に渡り受賞。店長・支店長時代には店舗損益予算達成率 全社1位、営業部長時代には部門損益予算達成率 全社1位を獲得するなど、各ステージで特別表彰を受賞。
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