2025.11.03 その他 代表ブログ その他

あなたのスマートフォンは?

米アップルiPhoneAndroid日経MJMMD研究所

学生など若い人達の間で高い人気を誇る米アップルのスマートフォン「iPhone」。私はiPhoneを使っているのですが、周囲の人達は様々です。

 

今回は若い世代のスマートフォン事情を書きたいと思います。

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日経MJでは、スマートフォン利用者500人超の学生に調査をしました。すると、その97%が次に買い替える時にもiPhoneを選ぶというアンケート結果となりました。更に、6割弱が「iPhoneでないと肩身が狭い」と回答するなど、同調圧力を感じさせるような結果もあります。子供の頃からアップル製品を使っていることも影響していると思われます。

 

「iPhone以外の選択肢を考えたことすらありませんでした。改めて聞かれると自分でも不思議です」と語るのは、都内の女子大学生(18歳)です。小学4年生の頃からiPadを使い、両親もiPhoneユーザーで、「他社スマホの機能を細かく調べたこともありません」とのことです。

 

別の女子大学生(20歳)は知人がAndroid端末を使っていると、「えっ何でiPhoneじゃないの?と思っちゃいます」と明かします。iPhoneを使い続ける唯一の理由が「友人に利用者が多いから」で、操作性やデザイン性の高さなどの機能面は「気にかけたことはありません」と口にします。

 

MMD研究所が2025年9月に実施した調査では、10代女性は74%、20代女性は81%で、全年代の48%を大きく上回ります。

 

日経MJは2025年10月に調査会社のインテージを通じて、iPhoneを所有する全国の15〜25歳の学生516人から回答を得ました。友達付き合いで「iPhoneでないと肩身が狭い」と感じるかを問うと、20%が「大いにそう思う」で、37%が「少しそう思う」と回答し、6割弱が同調圧力のようなもの感じていることが明らかになりました。肩身が狭いと感じる理由を複数回答で尋ねたところ「iPhoneユーザーが周囲に多い」が61%で首位でした。アップル製品同士で写真や連絡先などを瞬時に共有出来る「AirDrop機能」の存在が50%で続きました。

 

男子大学生(19歳)は「少し肩身が狭い」と回答し、あらゆるアプリの連絡先の交換をAirDropでするようで、「そうした場の雰囲気に遅れを取りたくないです」と明かします。

 

アンケートで次に買い替える時もiPhoneにしたいかを問うと「いいえ」と答えたのはわずか3%で、買い替え時もiPhoneが選ばれるアンケート結果となりました。多くの学生にとってAndroidへの乗り換えは選択肢に無いようです。

 

一方で端末価格は上昇しています。円安、機能向上、物価高などの影響を受けて、9月に発売された最新のiPhone17シリーズ(256ギガバイト)のアップル公式サイトでの販売価格は12万9800円〜となっています。ベースモデルの最安値は過去5年間で約35000円と3割超も上昇しています。

 

今後も値上がりしそうなiPhoneですが、いくらになればiPhoneの購入をやめたくなるかとの問いには、「既に高すぎる」との回答が56%に達しました。「20万円まで」が21%、「15万円まで」が16%と続きますが、価格上昇を許容出来る利用者は少数派のようです。

 

但し、低価格で売買されている中古品は学生からは選ばれていません。次の端末の入手先を問うと、「中古販売店」と「フリマアプリ」は計3%にとどまりました。

 

新品へのこだわりを支えるのが「大手キャリア」(51%)と「格安キャリア」(10%)の存在です。これらの通信会社は2年程度で返却を前提とする分割払いなどのプランを用意しており、コストを抑えながら新品を使い続けるプランがあります。

 

また、端末代金の支払いは「親などが全額を支払った」(65%)、「親などと分担して支払った」(13%)となっており、8割弱が親などの資金を充当しており、学生自身の負担が少ないことも理由にありそうです。

 

調査会社では「他社スマホとの技術力の差は縮まっている」として、「むしろ生成AI(人工知能)などは他社製の方が優れている場合がある。ただ、そうした情報を知らないのでは」と語ります。

 

実際に生成AIでは中国・HUAWEIや韓国・SamsungのAndroid機種などの方が、優れていると思います。調査会社では「一定数はなんとなくや、性能の違いを理解しないで購入しているのではないか」とも話しています。

 

今回は学生向けのアンケート結果でしたが、iPhoneユーザーである私も価格や性能を理解した上で利用したいと思います。

古田 晋一
この記事を書いた⼈

株式会社アドワン・ホーム 代表取締役
古田 晋一

宅地建物取引士、公認 不動産コンサルティングマスター、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®︎認定者

新卒で入社した総合不動産賃貸業者にて賃貸仲介・管理業務等に従事したのち、住友林業ホームサービス株式会社にて不動産売買仲介を経験。
営業時代に最優秀個人売上賞(全社1位)をはじめとして住友林業グループ表彰(年間全社3位以内)を複数回に渡り受賞。店長・支店長時代には店舗損益予算達成率 全社1位、営業部長時代には部門損益予算達成率 全社1位を獲得するなど、各ステージで特別表彰を受賞。

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