スーパーの特売情報などをチェックする消費者の8割は、ネット上で公開されるウェブチラシを確認している、という調査会社の調査結果が発表されました。紙のチラシが減った現在でも、スマートフォンやパソコンなどを通じて、チラシから特売情報を収集する消費者が多い実態が明らかになりました。

「ファンくる」という調査会社が2025年5〜6月に20代以上の男女を対象にインターネットで調査して、1000人から有効回答を得ました。
調査結果ではスーパーの来店前に特売情報やキャンペーンなどをチェックするかを尋ねると、「必ずチェックする」「チェックすることが多い」を併せると56%に及びました。年代別では30代と40代が高かったです。
確認方法については(複数回答)、「ウェブチラシ」が83%で最多でした。「スーパーのアプリ」(43%)、「紙のチラシ」(33%)と続きました。一方で「ウェブサイト」(17%)、「交流サイト(SNS)」(9%)にとどまりました。
近年は新聞を自宅に配達してもらう人が減っており、配達してもらっても「本紙のみでチラシ不要」をリクエストする人も増えているようなので、ウェブチラシを頼りにしている人が増えている実態が裏付けられる調査結果です。
私もウェブチラシを見ることがありますが、スマホで見ると文字が小さくて拡大しないと見えない点は面倒ですが、情報を確認するには役立つツールだと感じました。
確認している頻度を聞くと、7割が1週間に2回以上確認していました。年代別では高年齢層ほど確認の回数が多い傾向となりました。スーパーの特売日は、曜日や日にち(5がつく日、10がつく日など)が決まっていることが多く、その前夜や当日にチラシを見ると効率が良さそうです。
回答者全員に特売情報やキャンペーンが来店動機になりうるかを問うと、86%が肯定しました。きっかけになる施策は(複数回答)、「特売や割引」が最多で83%を占めました。「ポイント還元率アップ」(52%)で続きました。集めているポイントの2倍デー、5倍デー、10倍デーなどの日にまとめ買いをして、効率的にポイントを得る手段も広く浸透していると言えそうです。
コメなどの食品を中心に商品価格の値上がりを感じる機会が増えましたが、少しでも物価高の影響を抑えようとする消費者が多くて安心出来る調査結果でした。

株式会社アドワン・ホーム 代表取締役
古田 晋一
宅地建物取引士、公認 不動産コンサルティングマスター、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®︎認定者
新卒で入社した総合不動産賃貸業者にて賃貸仲介・管理業務等に従事したのち、住友林業ホームサービス株式会社にて不動産売買仲介を経験。
営業時代に最優秀個人売上賞(全社1位)をはじめとして住友林業グループ表彰(年間全社3位以内)を複数回に渡り受賞。店長・支店長時代には店舗損益予算達成率 全社1位、営業部長時代には部門損益予算達成率 全社1位を獲得するなど、各ステージで特別表彰を受賞。
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